経営効率化推進センター協同組合
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新たな中国研修生10名来日 組合集合研修を終え企業へ

  2月5日午後、経営効率化推進センター協同組合で研修を続けてきた中国人研修生10名が、福岡空港に降り立った。

  福岡空港では受入企業担当者たちの熱烈な歓迎を受け、緊張しながらも、まずは流暢な日本語で自己紹介。そして、これから始まる3年間の研修生活への決意を表明した。

 

 

本国と日本で厳しい事前教育
職場での研修生たち
印刷工4名
型枠施工

  今回来日した10名は、昨年8月に受入れ企業3社の面接官が中国煙台に出向き、厳しい審査や面接を経て選抜した若者たちだ。各人の職種はオフセット印刷が4名、型枠施工が6名。

  企業からの選抜を受けた彼らは、中国側の送り出し機関である煙台国際経済技術合作有限責任公司で、5カ月間に及ぶ寮生活で、日本語教育、研修生としての心構え、日本の礼儀・生活習慣の教育、また軍隊で行なわれるものと同様な基礎体力強化訓練など、厳しい事前教育を受けてきた。

  来日後は、22日間に及ぶ当組合の座学集合研修を受講。集合研修のカリキュラムは日本での職場や生活への適応を目的としたもの。

  組合職員の指導の下、就業場面や生活場面を想定した、より実践的な研修が行われた。日本語教育、西警察署の外事課・生活安全課の警察官による日本の法律防犯・交通安全教育、西消防署消防隊員による救急救命訓練・AEDの救命蘇生方法、福岡市民防災センターでの消火訓練などの教育プログラムが実施された。

  さらに毎晩2時間ずつ、(株)データ・マックスの社員の皆さんが、日本語会話の練習や日本の伝統文化の紹介、習慣や風習、そして現在の日本のトレンドなどを研修生に伝える時間も持たれた。

 

変化する日本への印象

  日々の集合研修を通じて、研修生たちの日本に対する印象は少しずつ変化していった。
「日本での組合集合研修の内容は、中国では一生体験ができない有意義なものだった。また救急救命訓練を通じて、人間の一人ひとりの命を大切にするための日本政府の取り組みが分かった」
  とは、研修生王啓功君の感想。

  日本で最新の印刷技術を勉強することに、強い意欲と期待感を抱いて来日した専門技術学校卒で19歳の印刷工張超さんも、研修での成果を次のように総括した。

「中国にいるときは、日本は経済大国ではあるが、中国人にはとても冷たい国だという先入観を持っていました。しかし、実際に接した周囲の皆さんはとても親切でした。毎晩来てくれる日本人の先生たちも、一所懸命に日本語を教えてくれるし、分からないときも怒ることもなく、理解するまで身振り手振りを加えて熱心に説明してくれました。勉強になったことも確かですが、こうした日本の人たちの気持ちに触れることができて良かったと思っています」

救急救命訓練などを受けた
研修生たち

 

研修生事業は日中産業協力の架け橋

  集合研修を終えた研修生たちは、3年間の夢と期待を胸に所属企業へと旅立っていった。

  研修生受入れ事業は発展途上国の産業技術支援や国際交流だけではなく、やる気のある若い人材を確保することで中小企業の雇用環境を改善し、生産性の安定や職場活性化を図り、日本社員の競争意識を高めるとともに、生産コストの削減も実現できることも大きなメリットである。

  彼らが日本の先進的な産業技術を学び、日本の伝統文化と日本人先輩たちと日々触れ合いながら、日本の産業発展にも貢献しできるようになる日もそれほど遠い話ではないだろう。

  経営効率化推進センター協同組合は、組合員企業及び地域企業の発展のために、今後も積極的に研修生受入れ事業を推進していく。

 

(経営効率化推進センター協同組合 占部 恵子・三好 裕之)

 
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