今年で17回目を数える、福岡地区大工工事業連合会・「福友会」主催のソフトボール大会が、11月9日(日)、福津市「ウェルサンピア福岡」において計17社のチームが参加のもと、賑やかに開催された。
今年は昨年にも増し、参加企業で日々頑張っている中国の研修生たち総勢21名もメンバーに名を連ね、それぞれに気合の入った活躍ぶりを見せ、大会を大いに盛り上げていた。
ソフトボールを通じて広がる研修生との交流
今年も前年と同じく、司会進行役に福友会の青年部長 高崎正大専務、開会の挨拶を福友会会長 松本直喜社長が行い、熱戦の火蓋が切って落とされた。
グラウンドでは、晩秋の肌寒い空気をも感じさせない程の熱い試合が繰り広げられた。
今大会に参加した研修生の中には、今年来日したばかりの研修生も数名おり、初めてバッターボックスに入った彼らは、緊張しながらも堂々としたバッティングを披露し、スタンドの歓声を集めていた。
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第7期生 研修生3名 |
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第5期生・9期生 研修生6名 |
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第4期生・9期生 研修生6名 |
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第5期生 研修生3名 |
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第5期生 研修生3名 |
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初めてのバッターボックス! |
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福友会の国際交流活動
少子高齢化に伴う労働人口の減少が問題化する昨今、若者が建築現場仕事に就かない、長続きしない、
若い建築技能職人が育たないなどなど、人手不足に悩んでいる福友会の中、十数社の企業が既に外国人研修生受け入れ制度を有効に活用している。
やる気のある若い中国の研修生を受け入れる事により、生産性の安定化、雇用環境の改善、職場の活性化を実現し、同時に日本人社員の
競争意識や国際交流意識も高めて、実質国際技術貢献もしている。
福友会は、日ごろの建築仕事の他に、会員企業同士の日本人社員たちの
親睦を図るだけではなく、中国の研修生にも同じく日本の文化、スポーツなどの体験・交流に参加させている。
福友会では、日頃の建築業務の他に、積極的な外国人研修生との交流を行っており、年間を通して行われる各種イベントにも率先して参加させ、
より多くの日本人や日本文化に触れる機会を設けることで、日本に対する理解度を深めるとともに、人と人との暖かい触れ合いで、彼ら自身も成長することが出来る。
試合が終わった後の彼らの表情は本当にすがすがしく輝いていた。
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