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第1期研修生7名 研修を終えて中国へ帰国
  2009年4月10日、当組合の第1期研修生7名が日本における3年間に亘る研修の全日程を修了し、帰国の途に就いた。

 当組合が最初に受け入れることとなった第1期生、組合と共に歩んで来た1期生帰国の送り出しは様々な感慨が込み上げる中、
出国間際は涙の別れとなった。

1期生としての責任と役割を果たす

1期生7名、お世話になった上司、組合職員と

  3年前の4月17日、初めて日本の地を踏んだ1期生たち。

日本の先端技術の修得を目標とし、それぞれが大きな
夢や希望を抱いて来日した。

あれから3年、企業研修を経て、ある者は家具手加工
作業、そしてある者は鉄筋組立作業の技術を修める
に至った。

 当組合の1期生である彼らは、常に後に続く研修生たちの見本となり、目標とならなくてはならない立場に置かれていた。

現在では、全部で11期にものぼる研修生たちが当組合を通して日本で技能研修の日々を送っている。

そんな研修生たちの先駆けとして、常に後輩研修生たちの見本、目標となるべく1期生たちはそれぞれが目標、計画を胸に立て、日々の研修に打ち込んだ。

1期生たちは技術だけでなく、語学も学習し、めきめきと実力を伸ばしていった。
中には、3年後の研修終了を見越して、日本での大学進学を志し、忙しい研修の合間をぬって受験勉強を続け、見事に大学合格を
果たした研修生もいる。
彼は今年四月から、 関西の某有名大学で大学生として過ごすことになった。

正に「目標を立て、日々努力をし、夢を叶える」ことを行動において証明し、研修生たち全ての模範となってくれた。

家具手加工作業 俺に任せろ!
鉄筋組立作業 腕前はプロ級
送別会 皆との最後の会食
チェックインカウンター もうすぐ帰国

帰国前日の送別会

 帰国前日の16日、西区にあるすたみな太郎にて、お世話になった各企業の社長、上司の方々も招いての研修生送別会が開かれた。

久しぶりにお互いに顔を合わせる1期生たち、 お互いの3年間の研修生活を称え合った。

この3年間、どんな研修生活を送ってきたのか、辛かった事、
楽しかった事、彼らの話は尽きることがない。

社長、上司とは今日が日本で最後の一緒の食事、口を突くのは
自然と3年間の感謝の言葉となる。

企業社長より、「この3年間の研修生活で得た技術、考え方、価値観などを今後の人生において活用し、それぞれの夢を実現してほしい」との言葉に目を輝かせる研修生たち。

それそれが帰国後の未来をしっかりと見定めているようであった。

心からありがとう。頑張って!

 帰国当日、組合職員、各企業上司の方々見送りのもと
7名の研修生は日本を後にすることとなった。

帰国の喜びと別れの切なさが入り混じり、複雑な表情を浮かべる。

当組合創設後、最初に受入れることとなった第1期研修生たちの
研修生活は組合と共に歩んできた3年間でもあった。

彼らを通じて当組合が学んだことも殊の外多い。

「これまで3年間、本当にありがとうございました」と笑顔で
言ってくれる彼らに、組合として「こちらこそありがとう」と言葉を返す。

皆で、最後の記念撮影をし、出国ゲートへ並ぶ研修生たちと堅い握手、抱擁、「ありがとう、頑張って」と最後の言葉を交わす。
皆、顔は笑顔だが、その眼には今にもこぼれそうな涙を溜めていた。
一人ひとりゲートをくぐっていく研修生たち、最後の一人の後ろ姿が見えなくなるまで我々はその場を動けなかった。

 この度、3年に及ぶ研修を終えて、帰国した第1期研修生たち。
他の研修生の模範となり、研修をやり遂げた彼らの頑張りを組合としても誇りに感じている。
他の研修生たちも彼らに学び、追いつき、そして追い越していってほしい。
その目標とされる研修生活を送った彼らに感謝するとともに彼らの帰国後の成功を強く願ってやまない。

 
別れ際の抱擁 父ちゃん、息子よ!
堅い握手で ありがとう…
 
 
(経営効率化推進センター協同組合)
 
 
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