日本語作文コンクール 2作品が入賞!
第三回外国人技能実習生 日本語作文コンクール(福岡県外国人技能実習生受入組合連絡協議会 主催)が、10月16日(日) 福岡サンパレスホテルにて開催されました。
弊組合の実習生も毎回作品を応募しており、今年は李国瑞君とテキ正学君の2作品応募したところ、100を超える応募作品の中から、2作品とも賞を受けることができました。
受賞した李国瑞君とテキ正学君 企業の方々と
私の将来の夢 ― 優秀賞
発表する李国瑞君
李国瑞君は、上位10作品である『最終選考作品』に選ばれ、当日は檀上にて、作品を発表しました。
作品名は「私の将来の夢」で、受入れ企業様で学ぶ型枠施工の技術を、地震に弱い中国の建物に応用し、誰もが安心して暮らせる建物を中国で作っていきたい、という夢が熱く綴られていました。
大勢の前での発表ということもあり、とても緊張した様子でしたが、最終選考で見事10名中5位以上に授与される優秀賞に輝きました。
李国瑞君は、仕事の為に、また会社の方々と交流を深める為、日頃から地域の日本語教室へ通って、日本語の学習を継続していました。また、受入れ企業の方々とも食事へ行ったり、日本の友人の誕生会へ出席したりと、積極的に交流をしていました。しかし、始めから積極的になれたのではなく、受入れ企業様で受けた温かい励ましの中で、自然と人との関わりに積極的になれ、日本語学習へも努力できる自分に変わっていったと言います。作文では、受入れ企業様を『第二の故郷』と呼び、感謝の思いも綴られていました。
日本のお母さん ― 奨励賞
受賞するテキ正学君
テキ正学君は、上位11〜20作品に選ばれ、作文コンクール当日に奨励賞を授与されました。
授賞式では、誇らしげに、受賞の喜びをかみしめていました。
テキ正学君の作品名は「日本のお母さん」で、受入れ企業様の社長夫人でいらっしゃる奥様への感謝の気持ちが綴られていました。
テキ正学君の受入れ企業様の実習生達は、奥様を「お母さん」と呼びます。その呼び名の通りに奥様は愛情を持って、実習生に接してくださっています。
実習生に対し、毎日日本語の授業をしてくださったり、実習生の健康のこと、精神的なこと、様々な面において細やかな配慮をしてくださる「お母さん」について、 テキ正学君は作文の中で精一杯感謝の気持ちを表現していました。
そして、「お母さん」の為にも、残りの日本での日々を一生懸命仕事に励み、恩返ししていきたい、と綴っていました。
授賞式が終わってほっと一息
懇親会でカンパイ!
受賞式の後には、懇親会が催され、発表や受賞を終えた実習生達に対し、応援に駆け付けてくださった企業の方々が労いの言葉をかけてくださいました。
休日にも関わらず、応援に駆け付けてくださった方々にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。
また、この日に向けて、様々ご支援をくださった皆様に、改めて御礼申し上げます。
実習生達にとっても、日本での生活の中で、一際輝く思い出になったことと思います。
(経営効率化推進センター協同組合)
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