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日中の絆深める人材育成 大連中高生30名が修学旅行で来福
 福岡・大連未来委員会の国際支援事業のプログラムの一つとして企画された大連中高生修学旅行団が10月1日に福岡空港に降り立った。
 今回の修学旅行に伴う国際交流活動を随時中国大連へ中継するために、大連国営放送局などの報道陣12人も同行。
 一行は福岡空港で福岡・大連未来委員会及び日本のメディア関係者からの熱烈な歓迎を受け、夜はシーホークホテルでの歓迎の宴に招待された。


流暢な日本語と輝く瞳 歓迎式典

歓迎式典

 歓迎会では、今回の訪日受け入れプロジェクト実行委員長の渕上高当氏が
「表面上の豊かさでなく、日本の心を感じてほしい」
 と挨拶。
  一方、大連側の団長を務める大連ラジオ局の方越氏は
「情熱と真心を持って日本に来た。私たちの友情が永遠に続くように頑張りたい」
 と抱負を語った。

「中国の国慶節に当たる10月1日に、大連の中高生達を招いてくれた日本の関係者に感謝している。日中は一依帯水の友好関係の国である。中高生達が自分の目で日本の自然・文化・伝統のよさを見つけて、体験して欲しい」
 お祝いに駆けつけた中華人民共和国駐福岡総領事武亜朋氏もお礼の挨拶で歓迎に応えた。
 また、麻生渡知事や山崎広太郎市長も祝電を寄せるなど、会場は日中友好ムード一色に。


最年少の霍奕(13) さん

 大連第一高校2年生于(16)さんは、驚くほど流暢な日本語で
「福岡はとてもきれいな町なので、大学を卒業したら是非留学に来たい」
と抱負を語った。

最年少の霍奕(13)さんは、
「日本が好きになったので、日本語を学んで将来ガイドになりたい」  
と目を輝かせた。


多様な交流プログラム

 子どもたちは10月6日まで九州各地を見学。福岡県宮若市のトヨタ自動車九州の工場見学を皮切りに、阿蘇国立公園の大自然を満喫し、長崎原爆記念館では平和教育を受ける。また麻生教育塾の大学生及び西南教育学院の中学生たちと親善交流の予定も。

 福岡・大連未来委員会は、1993年に中国大連とゆかりのある昭和鉄工(株)の山本哲夫社長と、(株)正興電機製作所の大島淳司社長及び福岡県議会議員の武藤英治氏が、福岡の財界人に呼びかけ設立された。

 設立以来、同委員会は福岡市及び北九州地域と中国の大連市を中心とする地域の相互理解と繁栄を図っており、将来にわたって友好を深めることを目的としている。両地域の経済産業技術に関する協力推進事業、訪問団の双方派遣、在日留学生に対する支援事業や文化・スポーツの推進といった幅広い分野での交流活動を推進している。

 初代委員長は山本哲夫氏。二代目委員長に大島淳司氏が就任した後、昨年からは武藤英治福岡県議が第3代目の委員長を務めている。現在の法人会員は49社、特別会員3名、そして個人会員は20名で構成されている。   今回、福岡・九州を訪れた子供たちが多様なプログラムを通じ、日本への理解を深め、日中交流の架け橋になってくれることだろう。


大連中高生達の笑顔

(経営効率化推進センター協同組合 占部 恵子)

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