2008年12月に研修生として来日した弊組合の第10期生が、この10月、これまでの
研修成果を結集させ、技能検定試験に挑みました。
今回は、5社の企業の研修生、計4種の職種での検定試験が行われました。
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緊張の学科試験 |
課題作成は慎重さが大事 |
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手順を守って丁寧に! |
これぞ、噴霧塗装! |
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試験中はくれぐれもケガのないように! |
正確かつ迅速に! |
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釘打ちならまかせて! |
うん!良く出来てるねえ! |
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最後まで気を抜くな! |
このテクニックをご覧あれ |
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正確さは課題作りの基本 |
お疲れ様、良く頑張ったね! |
日々培った研修技術と知識の発表の晴れ舞台
技能検定試験は、研修生にとって、日本で“技能実習生”として更なる専門技術の習得を
目指すための重要な試験であると同時に、これまで一生懸命学んできた技術・知識を、みんなの前で発表する
機会でもあります。
技能検定試験は、研修専門職種の基礎知識に関する問題を問われる学科試験と、研修で身に付けた技術を
活かして、与えられた課題を正確に作成しなければならない実技試験とで構成されており、両試験共に
過半数以上の得点が要求されます。
技能検定試験の問題、試験要項また、その他の試験に関する指導などは、当然すべて日本語で行われます。
そのため、研修生たちは、単なる技術・技能の習得に留まらず、そこで使用する専門用語などに関しても、
日本語での正確な把握を求められます。
来日してわずか1年足らずの彼らにとって、それはかなりのプレッシャーになっているだろうと思います。
しかし研修生たちは、そんなプレッシャーをものともせず、一生懸命に試験に立ち向かいます。
研修時間前や研修時間終了後、また、休日を利用して、彼らは熱心に試験に向けた技能の習得に励みます。
そんな彼らを、受け入れ企業の方々は全力を挙げてバックアップしてくださっています。
専門用語や作業手順を彼らに分かるようにやさしく丁寧に教えてくださっている企業の方々とのやり取りを見ていると
“国際交流”という言葉が持つ本当の意義やその価値をあらためて感じることが出来ます。
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準備は良いですか? |
これまで習った技術を結集させて! |
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落ち着いてやれば大丈夫! |
さあ、いよいよ仕上げだ! |
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試験は自信を持って挑もう! |
試験もみんなでやれば怖くない |
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細かい作業は気合が入ります |
もうすぐ完成!仕上げはきれいに! |
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明日に向かってはばたけ研修生!!
試験は、原則として、各企業ごとに実施されます。
県職業能力開発協会の先生、受け入れ企業の方々、選任された検定員および組合職員の立会いの下、
厳粛な雰囲気で実施されます。
約3時間程の試験に研修生達は緊張しながらも全力で挑みます。
そして、試験が終わると彼らは晴れ晴れとした笑顔で会場から出てきます。
その笑顔には、来日してから10ヶ月間、毎日の研修で培ってきた技術と知識に対する自信と、
これからの研修生活に対する意気込みや希望がくっきりと表れているようです。
試験を終え、緊張もほぐれ、ほっとした様子で楽しそうに企業の方と話している研修生達は、
とても頼もしく、また、ほほえましく思えます。
いつも一生懸命に研修生達をご指導、サポートしてくださる各企業の方々に対して、心より
御礼申し上げます。
これからも研修生が、楽しく、健康に日本での研修生活を過ごしていけることを組合職員一同
願っております。
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金属塗装作業 2名 |
木製建具手加工 2名 |
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型枠工事作業 3名/3名 |
ダクト板金作業 4名 |
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